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バテている雪弌。
洸龍、雪弌の手首を縛っていた
帯を解き、
洸龍「大丈夫か?」
雪弌の頬を洸龍が撫でる。
その手を払い退ける雪弌。
洸龍は少しだけムッとする。
洸龍「可愛くないのな」
雪弌「それは結構。早く行け」
雪弌が寝返りを打つ。
洸龍、溜息をつき、
洸龍「最中はいつも素直なんだけどなぁ」
雪弌M「どうしてコイツ相手だとこんなに
感じてしまうのか……」
へばっている雪弌が、背後で洸龍の足音
を聞く。洸龍が居なくなったのを確認し
て猫姿になる。
そこへカラスのカンゾウがやってくる。
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