34 / 44

突然の来訪者《17》

「いやっ…、外して下さい…!」 泣きながら懇願するけれど、ベリアル様はバンドを外してくれない。 「ひゃ、あっ…あっ…!?」 それどころか、私の言葉等聞こえないかの様に、胸の突起を悪戯に摘ままれる。 「や…、ベリ…アル様、ひゃんっ!」 ビリビリとした感覚に、悲鳴を上げる。 突起を撫でたり、時折指で弾かれれば、切なさに噎び泣く。 「此処だけで、そんなに身をくねらせて、まるで女の様な反応だな」 「や…、ベリアル様…も、もっと…」 胸を弄られて気持ち良いけれど、だけどそれだけではもどかしくて、泣きながら胸を弄るベリアル様の腕に縋り付く。 「ルノア、どこを触って欲しいのか、ちゃんと口で言いなさい」 「わ、私のおちんちん…を、触って下さい…」 ベリアル様に教えられた言葉を必死に口にする。 何度も言わされた言葉だったけれど、やっぱり自分からえっちな事を強請るのは凄く恥ずかしい。 そんな私に、ベリアル様はすぐに胸から下へと手を滑らせる。 そして、すっかり腫れて先走りで濡れているペニスを擦りはじめた。 「やっ…!?ち、ちがっ…!こ、これ、取って!取ってくだ…さぃっ…ひんっ!」 ペニスを縛められたままの強すぎる快感に、私は体を支えきれずベットへと倒れ込んだ。

ともだちにシェアしよう!