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突然の来訪者《17》
「いやっ…、外して下さい…!」
泣きながら懇願するけれど、ベリアル様はバンドを外してくれない。
「ひゃ、あっ…あっ…!?」
それどころか、私の言葉等聞こえないかの様に、胸の突起を悪戯に摘ままれる。
「や…、ベリ…アル様、ひゃんっ!」
ビリビリとした感覚に、悲鳴を上げる。
突起を撫でたり、時折指で弾かれれば、切なさに噎び泣く。
「此処だけで、そんなに身をくねらせて、まるで女の様な反応だな」
「や…、ベリアル様…も、もっと…」
胸を弄られて気持ち良いけれど、だけどそれだけではもどかしくて、泣きながら胸を弄るベリアル様の腕に縋り付く。
「ルノア、どこを触って欲しいのか、ちゃんと口で言いなさい」
「わ、私のおちんちん…を、触って下さい…」
ベリアル様に教えられた言葉を必死に口にする。
何度も言わされた言葉だったけれど、やっぱり自分からえっちな事を強請るのは凄く恥ずかしい。
そんな私に、ベリアル様はすぐに胸から下へと手を滑らせる。
そして、すっかり腫れて先走りで濡れているペニスを擦りはじめた。
「やっ…!?ち、ちがっ…!こ、これ、取って!取ってくだ…さぃっ…ひんっ!」
ペニスを縛められたままの強すぎる快感に、私は体を支えきれずベットへと倒れ込んだ。
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