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第27話 【R18】
「…やぁ…そんなとこ…」
東儀の股間に顔を埋め、口に含んだ。
「ひぁっ」
髪の毛を引っ張られ、頭を押され…痛くはないが…ふと見上げるとベッドに横たわり脚を開く姿がひどくいやらしい。
「あ…まって…んんっ…」
裏筋を舐めあげ先端にキスをした。
口の中で舌を使って鈴口を攻める。
同時に後穴にそっと指を入れて指を抜き差しした。
「両方…だ…めぇ…」
言葉では拒否しても体は素直だ。
俺の指を受け入れ、締め付ける。
複雑に動かしながら指を増やした。
びくんと震えて吐き出した白濁を口で受け止めそのまま飲み込んだ。
何とも青臭い匂いがするが、東儀のモノだと思えば不思議と口に出来た。
「も…やだぁ…」
そんなに蕩けた顔をして言っても説得力は無い。
胸と頬にキスをして
「俺を受け入れて」
そう言って東儀を…一心を抱いた。
「…体…痛い…」
一心は俺に体を預けるように腕の中にいた。
「少し痩せたな」
「そう…かな?」
細い体が一層華奢に見える。
「…そろそろ服着たいんだけど…」
「もうちょっと…」
「僕だけ裸って…何かヤダ」
「俺も脱ぐ?」
一瞬考えて…
「…いい、誠司は脱がなくていい」
顔を赤くしてそう拒否ってきた。
何を考えたのやら…。
夏休みが終わるまで、毎日一心に会いに行った。
勉強したり出掛けたりセックスしたり。
今年の夏はいつもより短く感じた。
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