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第78話【R18】
「…ふっ…ン……」
…身体を硬くしてそんなに声を押し殺さなくてもいいんじゃない?
ぬぷぬぷと動かす指を差し入れて奥を一周した。
「…んン!」
窄みを伸ばすように二本目の指を入れ、浅い所を広げてから再び奥へと動かしていく。
「…あ…ぁ……」
手前から奥まで出し入れするとぬちゃぬちゃと水気を含んだ音がして佐久間のアレから透明な雫がだらりと垂れていた。
「こっちも触る?」
雫を手のひらで広げるように扱けば佐久間の身体が大きく揺れた。
「…あ!…ダメ…ひぅ…!」
堪えていたものが弾けるように熱い白濁が佐久間の引き締まった腹筋を汚した。
めちゃくちゃ感じてたんじゃん。
怖い顔で俺を睨む佐久間。
「気持ち良かった?」
「良くなきゃこんなにならないだろ」
「それもそうだ」
「…来い…よ」
…来い、とは?
「ヤんだろ?それとも怖気付いた?」
イッたせいなのか、普段のクールな印象とは全然違う妖艶な笑み。
自分で脚を抱え、誘っている。
俺は心臓が大きく鼓動を打って今にも弾けそうだ。
箱から銀色の包みを手に取り歯で封を切った。
焦っているせいかローションがヌルついてゴムがうまく掴めない。
「落ち着けよ。童貞か」
「そうだよ悪いな」
ようやくパチンと装着して佐久間の後孔に向かって腰を突き出した。
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