79 / 90
第79話【R18】
「ふっ…う…ン…あ…も…ダメ…」
初めて入る他人の胎。
「…あ…ちょっと…う…動くなよ…」
佐久間は黙っている。
黙って自分の腰を揺らし、俺を搾り取ろうとしている。
「…ほら、最初の勢いはどうした?」
「…ふー……ン!」
「あ!ぁんン…!」
何とか持ちこたえて俺の全部が佐久間の胎へ。
「…はー…はー…う、動くから…」
恐る恐る腰を引きパンッと突く。
「…ンッ…」
…こんなに気持ちいいのかよ…
…大丈夫…まだ、やれる…
だがちょっとでも気を抜くとイッてしまいそうでかなりヤバい。
…佐久間は、まだ余裕の表情に見える。
突き上げたり、奥に向かってぐりぐりと腰を揺らしたり、浅い所をトントンと刺激したり…。
「下遠…もっと…奥…」
痺れを切らしたのか、お強請りされてるのか…。
「うん…」
佐久間の脚を畳み、その身体が丸まるように腰を上げて上から下に突き刺した。
…あぁ、だめ…俺が持たない…
「も…ダメ…い…イク…」
体がブルっと震えて、俺は昂った熱を出した。
そしてそのまま佐久間の体の上に倒れ込んだ。
「もうギブ?」
「二回戦目にいってもいい?」
「やだよ…」
こんな、童貞丸出しの…クソっ!
「そんな顔すんなよ。気持ちよかったからさ」
なんだよ、励ましてくれんの?
「セックスは五十点だけどな」
「マジ…」
点数の割に佐久間の表情は明るかった。
次は絶対に佐久間を先にイかせてみせる。
ともだちにシェアしよう!