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第86話【R18】
片脚を曲げズボンを引き抜き、反対側は脱いだ足を使って器用にずり下ろす。
「出来た?じゃあ俺の脱がせて」
京乃は俺に一瞥をくれてから視線を下方に向けズボンに手をかける。
嫌がるでもなく、照れるでもなく…腰を浮かせればするっと下肢が空気に触れた。
「後は…自分でやって」
「うん、ありがと」
耳元で礼を言って舌を伸ばした。
「…ひッ、その…ぐちょぐちょすんの…や…」
「そう?」
耳の穴を涎だらけにしてから顔中にくちづけをした。
「…顔までベトベトするな」
「キスしたい…こっちならいい?」
「シャツが伸び…ンッ!」
捲り上げるのももどかしく、京乃のシャツの中に頭を突っ込んで尖った先端にキスをした。
「あっ…ぁ…んン…」
そうか、京乃は舐めたり吸ったり優しい刺激を続けると抵抗なくエロい声を出すのか…。
何かを学んだ俺は京乃の肌を手のひらで優しく撫で回す。
「…ふっ…ン…あ…はぁ…」
腹筋、脇腹、太腿…。
京乃の上に身体を重ねてもちろん胸は重点的にしゃぶった。
「京乃…気持ちいい?」
「いいから…挿れろよ…」
先っぽからカウパーが滴って腹に水溜まりを作っている。
「すぐはダメだろ?」
京乃から褒められたローションを手に取って後孔に指を入れた。
…柔らかい。
昨日したばっかだからか?
「今日…弄った?」
「……」
黙ってたけど真っ赤な顔をしてたから答えはイエスだったのかもしれない。
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