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第60話*おぼれる*(R)

「そんな大げさな・・」 すみれの口を狐がふさぐ。舌が熱い。 『ん・・あ・・』 「ああっ!」 狐が口吸いをしながらすみれの魔羅を手にしていた。 「やっ、いやっ、お館様」 「体が熱くなってしまうからか?」 「あっ!お願い、動かさないでえ」 軽くすみれの唇に触れ、 「熱さに溺れるお前を見てみたい」 そう言って狐は頭を下に下ろしていった。 「ああ―・や・・いやですお館様あ!」 「小さいな。本当にすみれはまだ子どもなのだな」 「あっ・・そこは変になるからあ・・」 「変にしてやりたいのだ。体が震えるほどにな」 「ああっ・・いやあ・・あつい!」 布団を握りしめてすみれは背を反らしていた。 「やっ変になるっ・・足が熱いです・・お館様あ!」 すみれの足は微かに震えいつの間にか狐の頭から手を離さなくなっていた。 『あ・・はあ・・お館様が・・俺の・・』 段々すみれの呼吸が荒くなる。 「すみれ、考えなくていい。体の思う通りにしろ」 「え?」 「かんがえ・・ああっ・・変・変・・熱い・・」 「なにかおかしい・・なにか無理・・ああっ・・だめ・・もうだめ・・ああ―!」

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