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第88話*最悪の再会*③

「俺もシマさんも天我の話についてきただけだ」 「え・・俺だけが何も知らなかったの?どうして」 「それが天我の希望だったからさ」 「天我。やだ天我、目を覚まして!」 「あ、シマさんこれ」  シマが灰羽からきんちゃく袋を受け取る。 「ねえ、それなに?」 「ねえ!」  シマが灰羽の方を見る。 灰羽は、あーあ。と語り始めた。 「人魚の肉だよ」 「人魚の肉?」 「不老不死になると昔から言われている」 『不老不死?寿命がないの?もしかして天我、この前俺が天我と居たいって言ったから?』 「・・そんなことのためにこんな無茶をしたの?」

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