89 / 95
第89話*最悪の再会*④
「シマさん、それ天我にあげて!」
「何言ってんだよ花嫁さん。これは天我が花嫁さんのために」
「いくら天我が丈夫でも、これだけの傷いつ目を覚ますかわからない。それを俺は毎日みていなきゃいけないの?そんな見守るだけの寿命なんていらない!」
「シマ!命令だから!それを天我にあげて。そうしないと俺ここで舌噛むから。天我と灰羽さんの苦労台無しにしてやるから」
シマはスッと下がり厨のあるほうへ向かっていった。
「えっシマさん!ちょっと待ってシマさん。天我に使っちゃ駄目だ」
ともだちにシェアしよう!