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〇学校の廊下(朝)/ここで場面01の冒頭に戻るイメージ
廊下を歩く波多野
波多野(心の声)「……そう。俺にとっては先生は、ヒーロー以上の存在なんだ」
波多野(心の声)「ピンチの時だけでなく、ずっと俺のことを第一に考えて、いつでも俺に元気を与えてくれる人。本当に感謝をしてもしきれない」
〇学校の体育教師しか入らない教室の扉の前
波多野「…どうにかして、今までの恩返しができないかなぁ」
そんなことを考えながら、先生が居るであろう教室の扉を開く波多野
〇学校の体育教師しか入らない教室
お互い笑顔で挨拶を交わす
波多野「先生、おはようございます」
夏野「おう。おはよう」
扉を開ければ、すぐさま目に入ったのは、夏野先生の広くてがっしりとした背中だった。
体育の先生の見本のような体格の持ち主の彼は、身長190センチ越えで、同じ男として羨ましいほど恵まれた身体付きをしている。その完璧ボディは飾りなどではなく、以前にじゃれ合いの最中で、俺の身体を片手一本で支えられたことで証明済みだ。
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