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〇体育教師しか入らない教室(朝) 波多野「バスケ部の朝練は、もういいの?」 夏野「いや、あと少ししたら体育館に戻るよ。今日は急に呼び出して、すまないな」 波多野「ううん。俺としては、朝から先生と話せただけで嬉しいから、気にしないで」 夏野「……お前なあ。真顔でそういうこと言うなよ。…照れるだろ?」 波多野「だって本当のことだし。それに先生は、いつも女子に囲まれているから学校では、話す暇があまりないじゃん」 顔良し、体格良し。 それに加えて、誰に対しても優しく接する先生は、女子だけでなく男子生徒からも好かれている。間違っても俺のような奴が、独占をしていい存在ではない。 だけど、だからこそこうして、唯一生徒の中で先生と個人的に連絡のやり取りができているのが嬉しくも思う。こっそり密会できる僅かな時間が俺にとっては貴重で幸せな時間だ。

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