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心配かけました
「心配かけてすみませんでした。」
朝の朝礼で皆んなに迷惑を掛けていた事とこれからも迷惑を掛けてしまう時があるからと謝った。
「まだ、接客には不安があるかもしれないが聖輝はキッチンメインだったんだ。気にしないでくれよ。俺達がなんでもこなす聖輝に甘えていたんだ。これからも無理な時は言ってくれよ。」
「ありがとう。修。」
「本当に聖輝に頼り過ぎてたよ。聖輝が働きに来る前はどうやって店が回ってたかとか分からなくなった。そのくらい頼ってたんだよ。」
「そう言ってもらえたら嬉しいよ。圭。」
修も圭も他のスタッフも暖かく僕を迎えてくれた。
見慣れない顔が数人いたが僕の話はしていてくれたみたいだった。
そこに少し目つきが鋭い男性が居た。
僕と同じくらいなのかな?
さっきから睨まれている様なそんな感じがするのは気のせいなんだろうか?
大丈夫だ聖輝!
修が選んだスタッフには悪い人達は居ないんだ安心しても大丈夫だから平気だ。
そう心に言い聞かせる様にした。
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