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えっ!すてきぃ〜!!

「すてきぃ〜。素敵!ねぇねぇ、イヴイヴのお知り合いなのぉ〜!!!」 僕が蒼大の名前を呼ぶ前に僕を押し退けて蒼大に大接近する真さん。 その真さんの行動に呆気に取られて固まっていたが蒼大も何故か近寄られて腕とか胸をペタペタ触られても何も言わない。 胸がチクタクする。 「知り合いです!」 「はっ?知り合いってなんだよ聖輝。」 抱きつかれながら言うセリフかよ蒼大! 「知り合いだから知り合いだろ?他に何?」 そう言って僕はプイッと横を向いた。 だって抱きつかれている蒼大の姿なんて見たくなかったんだもん。 「すみません。離して貰えますか?」 「あらっ、私ったら自己紹介も無しに失礼しました。ついイケメン見て興奮してしまいました。」 何が離して貰えますか?だよ。 初めからそう言えば良いんだよ! 「機嫌直せよ聖輝。」 「そっ!蒼大!!」 僕を腕の中に抱きしめながら耳元で囁いた。 これされたら僕は身体に力が入らなくて蒼大に全てを委ねてしまう。 ズルイよ。

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