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お花見 3
「さくら!さくら!」
「大輝、転んじゃうから走らないで!」
「大丈夫!」
現地に午前11時集合で先に公園に来て圭と修が場所取りをしている。
「確か、池の近くとかメール来てたけどこの辺かな?」
広い公園で野球場とか陸上競技が出来るくらいの広さがある。
春の昼間には花見をする家族連れや夜には宴会なんかする人達がたくさんいる。
「しゅうちゃんとけいちゃんだ。」
「だから、走らない大輝!」
「大丈夫だよ。先行くね。」
そう言って走って2人のところに行ってしまった。
凄く楽しみにしてたからはしゃぐのも無理はないけれど本当に転ばないか心配だよ。
そんな僕の心配なんて気にしない大輝。
転んだら転んだ時だよね。
僕は1人でゆっくりと桜を見ながら大輝の笑い声を聞いて歩いていた。
蒼大と大輝と3人で歩きたかったな。
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