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お花見 7

「俺を裏切って宮垣とだから俺の物にしようとしたんだよ!あのガキが違う男のだって言うから手に入らないなら永遠に眠ってもらおうってしたんだ。」 「ちょっと!あんた頭おかしいんじゃ無いの!」 「何が悪い!」 「修さん、コイツ。警察に連れて行きましょうよ。」 警察に連れて行ったら・・・高校の時の奴らの1人だったら圭が・・・。 「ダメッ!それだけはダメだよ。」 「イヴイヴ、何言ってんのよ。コイツは悪い事したのよ。見逃せないわ!」 「でもダメだよ・・・。」 修は何も言わなかったけれど凄く葛藤してる様に見えたんだ。 圭のした事もダメだけれど反省してる。 「聖輝、真さんの言う通りに警察に行こう。」 修はゆっくりと息を吸ってから優しく僕に微笑んでそう言ったんだ。 「ヤダっ!」 「イヴイヴ、どうして?」 「警察に捕まって出て来てもこの人はまた僕を狙うんだ。だから・・・・・。」 きっとこの人は反省なんてしない。 「聖輝!」 「蒼大!!」 少し離れた場所で蒼大が僕達を見つけて走って来た。 蒼大は座り込む僕を優しく抱き締めてくれてそれだけで怖くなくなっていく様な気がした。

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