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蕩ける

蒼大のシャツを握る手に力が入らなくなって来る。 舌を絡めて何度も角度を変えながら深い深いキスをされると蕩けるように身体の力が抜けていくのだ。 そんな僕の手を蒼大は指を絡めて力強く握り締めてくれた。 僕はそれに答えるように力が入らない手で握り返すと蒼大も応えるように握り返してくれる。 リビングに響く僕達の荒々しい息遣いと鼻から抜ける甘い声。 「聖輝、愛してる。」 「うん、蒼大。愛してる。ウゥッ・・・はぁぁ・・・。」 蒼大は僕の首筋を啄ばむようにして唇を這わせながら時々チクリと痛みを感じる。 僕は痛みを感じ身体がピクリと反応すると痛みを感じた場所を蒼大は舌で優しく触れた。 それは焦らされているようなもどかしい感じでお腹の辺りがジワジワと熱くなる。 「感じてる?」 「ヤッ!ダメ・・・・・。」 蒼大はそう言いながらズボンの上から僕自身に蒼大自身を押し付けて来る。 僕自身は硬くなり始めていただけだったが蒼大自身を擦り付けられる度に硬さが増していった。 蒼大の・・・凄く硬い。

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