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親友達
「こんにちわぁ〜。うぉ〜っ!聖輝と蒼大!!久しぶりだな!すげぇ〜なっ!」
「治樹、静かにしろよ。恥ずかしすぎる。」
「うっせぇっ!智哉。」
ドアの所で立ち止まり治樹と智哉が騒がしくしている後ろから頭を下げながら悠真が入ってきた。
「ごめんな、聖輝と蒼大。あの2人を止めてもまた始めるからあのままにしといてくれるか?」
「悠真、久しぶりだね。大丈夫だよ。」
「ありがとう聖輝。」
悠真が笑うと高校生の時の幼い顔に戻る。
あの時は悠真が居てくれて僕は本当に助けられたんだ。
それに治樹や智哉もいて大地さんや美央さんに支えられて僕は本当にみんなに感謝している。
「にぃに。」
「ごめん。ほらっ、抱っこしてやる。」
智哉の足に抱きついてる可愛らしい男の子がひょっこりと後ろから顔を出した。
何?
可愛いんだけど!!
「智哉のパートナーの子供。」
「えっ?」
「まっ、ちょっと複雑なんだけどな。」
悠真がそう言って耳打ちをしてくれた。
智哉に抱っこをされて治樹と楽しそうに話しながら僕達の所へと近づいてくる。
目がクリクリしていて女の子みたいに可愛くてお人形さんみたいだ。
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