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お披露目
「イイねぇ〜。」
高笑いをしながらシャッターを押すカメラマンの人?
「ちょっと、聖輝君達に何をさせるんですか?止めないと僕達はこれから協力しませんよ。」
「それは困る。止めるから直君。」
直さんの言葉にカメラを構えるのを止めて部屋から出て行ってしまった。
「ごめんね。聖輝君。悪い人じゃないんだけどね。」
「大丈夫です。それより蒼大いつ迄もこの体勢疲れるから離してよ。」
「残念。」
蒼大は僕から離れると改めて僕を見つめてくる。
蒼大の顔が見れなくて恥ずかしく下を向いていると蒼大は僕の腕を引っ張り腕組みをさせた。
「皆んなにお披露目しに行こう聖輝。」
「大丈夫かな?」
「大丈夫だよ。足元に気をつけてな聖輝。」
蒼大はゆっくりと歩き出して僕の足元を気にしながら僕に合わせて歩いてくれていた。
そのおかげで僕はヒールでコケかけたりはしなかった。
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