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最悪ダァ〜

朝食が出来上がりテーブルに並べ終わったけれど悠真と治樹がまだ起きてきていなかった。 「あいつらまだ寝てるのか?」 「蒼大、僕が起こしてこようか?」 「咲君を連れてか?」 「あっ・・。」 咲君を連れて2人を起こしに行ったは良いが全裸とかありえる話だよね。 「皆んな、やり過ぎ声響いてたしね。智哉さん。」 「まあ・・・そうだな。」 声響いてた? 大輝の部屋には聞こえないはずだと思うのだけれど何故? えっ? あっ! 声を聞かれていたって事だよね。 大輝の部屋に聞こえている? 「あの、あの、部屋に聞こえてたの?」 「うん。聞こえるよ。」 「うそ・・・じゃあ、今迄の声も聞こえてたの?」 聞かれていたと思うとパニックになって恥ずかしいとかなくなりズバズバと質問をしてしまっていた。 「気づいたのは中学2の時かな?」 僕は頭を硬いもので殴られた様な衝撃を受けていた。 そんな僕を見て蒼大はニヤリと笑いながらリビングから出て行こうとしているのだ。 蒼大は知っていたの? 僕は聞こえないと思い込んであんな事もこんな事も口走っていたよね。 最悪ダァ〜!!

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