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修学旅行 3日目 パジャマパーティー? 1
お風呂も晩御飯も済んで後は就寝時間が来るのを待つばかり。
「やっぱり恥ずかしくてムリ。」
「なら、ベッド行けよ。」
「えっ?悠真と寝たい。」
「なら、恥ずかしいとか言うなよ。俺だって恥ずかしいんだよ。」
見てるこっちがドキドキしてしまうくらいに2人の仲はイイ感じに思える。
「ハイハイ。どっちでも良いから夜中にエッチだけはしない様に修学旅行だからね。」
「ばっ、バッカじゃないの智哉。悠真とエッ・・・・・エッチ・・・・・・うお〜っ!」
「治樹うるさいから静かにしてください。」
「智哉が変な事を言うからだろがぁ〜っ!!!!!」
確かにエッチとか普通に言うかな智哉君。
「エッチとか2人の時にする。」
「悠真そうだよな。2人の・・・・・えっ?」
「したくないの?」
「うぅ〜っ・・・したい。」
なんか治樹君が可愛く見えてくる。
「聖輝君は好きな人居ないの?俺の彼氏は同じ学校の3年。たまに教室にくるだろ?」
「あっ、あの人気ある早坂龍樹(ハヤサカタツキ)先輩?」
「うん。」
なんか幸せそうに笑う智哉君を見るの初めてかもしれない。
いつも冷静沈着な智哉君。
「聖輝の好きな人は?居ないの?」
治樹君が和室からベッドへ移動してきて僕が座っている横に座り僕を見てくる。
話しても良いかなと思えるくらい僕はこの部屋にいる人達を信用し始めている。
僕の為に怒ってくれたり笑ってくれたりする。
好きな人の話くらい良いよね。
もう会うこともない大切な人。
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