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修学旅行 最終日 Side悠真 1
昨晩はドキドキして寝れなかった。
治樹を好きだと分からなかった頃はドキドキして寝れないとかは無かったし気づいてからは治樹と2人にならないようにしていた。
2人っきりでは無いが真横で寝ていると思うとドキドキしてしまって目が冴えてしまった。
聖輝には悪いがあんなに泣く治樹を見て可愛いと思い押し倒してしまいそうになるのを必死に耐えていた。
拷問を受けている気分だよ。
今も帰りのバスは隣の席だし俺の理性はいつまで持つんだろう?
バスは目的地に到着。
治樹が一生懸命に栞を見ているのが可愛くて抱きしめたくなった。
それから4人で思い出にお揃いの物を欲しがる治樹に驚かされた。
距離を置いてからあまり治樹を見ない様にしていたが昔と変わらず仲間思いで人懐こい笑顔を見せる。
その笑顔は俺だけに向けて欲しいんだけど治樹。
2人並んで滝を見て後は昼食の場所に戻るだけって歩いていた。
「あれ?聖輝は智哉と一緒にいたんじゃ無いの?」
「えっ?あれ、滝の所で戻るからって声は掛けたけど聖輝付いてきてると思ってた。」
「なら、携帯鳴らす。」
枝分かれされる道の合流地点に立って聖輝にコールをするが電源が入っていないか圏外かで電源が入って無いとアナウンスが流れてくる。
「ダメだ。仕方無いから暫くここで待とうか?」
治樹は歩き疲れたのかその場に座り込んでいた。
俺もその隣に座り治樹の頭を撫でると顔を真っ赤にして下を向いてしまった。
可愛すぎんだよ治樹。
それにしてもなんだか嫌な感じがする。
聖輝、大丈夫だよな?
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