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僕の部屋 Side蒼大
今日は凄く緊張して身体はクタクタなのに目が冴えて寝れない。
隣に聖輝が居ると思うと嬉しくて仕方がない。
けれど怖い気もする。
もしかして夢で目が覚めたら自分の部屋にいるんじゃないかとか悪い方へ考えてしまう。
布団の中に潜り込んで2人で話していると夢じゃない気もしてくる。
俺は夢じゃない事を確認したくて聖輝の頬に触れてみる。
初めは冷たく感じたけれど聖輝の頬が熱を持ち顔が赤みを増してくる。
夢じゃないんだよな聖輝。
今、一緒に隣で寝ているのは本物の聖輝。
聖輝の腕を掴んでゆっくりと自分の方に引き寄せて抱きしめた。
抱きしめた聖輝の温もりが愛おしい。
「今日の出来事が夢じゃないかと不安になった。」
俺が聖輝の耳元で囁くと身体をビクッとさせて俺の背中に腕を回してきた。
「僕も夢じゃないかと思った。けど蒼大が暖かくて夢じゃないと思えたよ。」
「夢じゃないよ。」
俺は聖輝の唇に触れるだけのキスをした。
聖輝の唇に触れると柔らかくて蕩けてしまいそうになる。
もう聖輝を手放したりしない。
ずっとこれからも一緒に聖輝と生きていきたい。
聖輝愛してるよ。
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