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互いの温もり Side蒼大 1
聖輝を側に感じながら俺は欲を吐き出していた。
ダメだ・・・聖輝に触れているとすぐにイッてしまう。
またこんな風に聖輝に触れられるなんて思ってもいなかった。
あの日、姿を消した聖輝。
どんなに抱きしめたいと思っていたんだろう?
今、目の前で顔を火照らして赤くしている聖輝を見ているとイッたばっかりなのに俺自身がジンジンとまた反応して硬くなり始めている。
「聖輝・・・聖輝の中に入りたい。怖いか?」
「僕・・・大丈夫だよ。僕も蒼大と1つになりたい。」
恥ずかしそうに俺の胸に顔を埋めてくる聖輝を強く抱きしめたかったが代わりに繋いでいる手に力を入れると聖輝も同じ様に力を入れて握り返してきた。
俺は聖輝を後ろに倒すと用意していたローションボトルとゴムを取り出した。
聖輝は俺が準備をしている間ずっと俺を見てくる。
「あまり見られたら恥ずかしんだけど聖輝。」
俺の言葉に耳まで真っ赤にしてフイッと俺から視線を外した。
「蒼大・・・ごめんね。」
「謝る事ないよ。聖輝、好きだよ。」
俺は聖輝の耳元で囁きながら怖がらせない様にローションを付けた指を聖輝の蕾に塗る様に触れた。
「ううん・・・・そ・・・・・・蒼大・・・ふっ・・・。」
何か言いたそうにしているが俺が聖輝の中に指を沈めてしまったから聖輝は何も言えなくなってしまい代わりに甘い声が聞こえてきていた。
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