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抱きしめられて

蒼大が僕の中に入っている凄く大きくて熱い。 僕の中は蒼大でいっぱいになり、何も考えられないくらいに蒼大を求めた。 お互いが蕩けてしまうくらいに絡み合って時には激しく貪りつくような口付けをした。 僕の悍ましい記憶が蒼大によって塗り替えられていくのが嬉しくてたまらなくなる。 「蒼大・・・・そ・・う・・・蒼大・・・・大好き!」 僕は蒼大の首に腕を回してしがみ付きながら言うと蒼大は優しく頬に唇を当ててくれた。 「聖輝・・・俺も大好きだ。ずっとこれからも一緒だからな聖輝。」 蒼大は僕の背中に腕を回すとギュッと抱きしめてくれた。 嬉しいよ蒼大。 僕はずっと蒼大のそばにいて良いんだよね? 蒼大大好き。 気持ちが抑えきれないくらいに溢れ出る感情を僕はどうして良いかのか分からなくなり、ただ必死に蒼大の名前を呼んでギュッと抱きついていた。 こんなに蒼大を大好きでずっと触れていたくて離れたくない。 「蒼大・・・・・。」 「聖輝。」 僕達はお互いの名前を呼び見つめ合いながら互いの欲を一緒に吐き出していた。 「愛してるよ聖輝。」 息がまだ整っていない蒼大が僕の耳元で囁いた。 言葉に出来ないくらいに嬉しくて蒼大にしがみついて僕は泣き崩れてしまった。 こんなに人を好きになるなんて思いもしなかった。 泣きたいくらい? 泣けるくらいに僕は蒼大が大好きだよ。 心配させるのは分かるけれど涙が止まらないんだ。 だから、もう少しだけ待ってね蒼大。

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