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砂糖は何杯?

「飲み物何が良い?俺と治樹で買ってくるよ。」 「お願いします。僕はホットココア。」 「ありがとな悠真。俺はホットコーヒーならどれでも飲める。」 蒼大はコーヒー飲めるんだ。 僕はミルクと砂糖をたくさん入れないと飲めないんだよ。 「えっ?ブラックとかも?」 治樹君が凄く食いついて来た。 確か治樹君も僕と同じで甘くしないとコーヒーは飲めないんだよ。 悠真はブラックとかでも平気で飲むけどね。 「うん。たまに飲むよ。」 「悠真と同じかよ。俺もコーヒーは砂糖無しで飲めるようにしよう。」 「治樹は、甘いのじゃないとダメだろう?紅茶だってスプーンに砂糖を4杯入れるだろう?コーヒーは5杯だったか?」 悠真にたくさん砂糖を入れてるのを蒼大にバラされて治樹君はポカポカと悠真の背中を叩いていた。 「治樹君、僕も砂糖は3杯入れるから同じだね。」 「ヴッ・・・俺は4杯なんだよ。同じじゃないよ聖輝君。」 1杯差は大きいのだろうか? 僕的には変わらない気がするんだけどね。 「聖輝と同じだよ治樹君。聖輝のがもっと上かもココアに砂糖を入れたがる。」 「どうして蒼大はバラしちゃうの!」 僕も蒼大の背中をポカポカと軽く叩いた。 治樹君もこんな気持ちだったんだね。 「自動販売機のココアにも?」 「もうっ!悠真まで自動販売機のココアには入れません。普通に飲めるんだからね。」 治樹君は仲間が居たよ的な目で僕を見てくる。 「治樹、いくぞ!」 「あっ、待ってよ悠真!」 先に行った悠真を治樹君が一生懸命に追いかけて行った。 「駐車場の車に気をつけてね。悠真と治樹君!」 僕が叫ぶと2人は振り返って手を振ってくれた。 自動販売機は駐車場の入り口付近の売店にあるから車の行き来が危ないんだよ。

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