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落ち着いたか?

久しぶりにたくさん泣いたから凄く凄くスッキリした感じなんだけどね。 恥ずかしすぎて蒼大の腕の中から顔が上げれないです。 「聖輝、落ち着いたか?」 「うっ・・・うん。ごめんね。1人でも大丈夫だよ。早く大輝の所に帰ってあげてよ蒼大。」 「分かった。早く聖輝も家に帰って来いよ。また3人で暮らそう。」 「うん。」 あんなに泣いたのにまた涙が目に溜まり出すこれじゃあ蒼大が心配して帰れないよね。 しっかりしろ聖輝! 早く退院してまた3人で楽しく幸せに暮らせるじゃないか! 「聖輝、頑張りすぎるなよ。今週の日曜日は大輝と来るから楽しみに待ってろよ。」 「うん。」 「じゃあな、おやすみ聖輝。」 「おやすみなさい蒼大。」 蒼大は僕の唇に軽くキスをすると病室から出て行ってしまった。 静まり返った病室はやはり寂しく感じる。 でも家に帰ったらまた賑やかに暮らせるんだから今は寂しくても我慢する。 我慢だ聖輝! 僕は自分に言い聞かせて薬をもらい深い深い眠りについたのだ。

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