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さっきの電話

なんだか恥ずかしくなって僕は振り返りながらさっきの話の続きを聞こうとしたんだけれど蒼大の顔が鼻に当たるくらい近くにあって息を飲んでしまった。 「何?大胆だなキスでもする?大輝はしばらく帰ってこないよ。」 蒼大の言った事にハッとして顔が一気に熱くなりだした。 「しっ・・し・・・しないよ!しない!!」 「でも俺がする。」 チュッと音を立てて軽く僕の唇に蒼大の唇が触れると僕の身体からは力が抜けてしまった。 蒼大は僕の首に巻きつけていた腕を腰に回してギュッと抱きしめ僕を蒼大の足の間に座らせた。 これじゃあ・・・逃げれない。 「蒼大・・・さっきの電話とこうちゃんの話を・・・ウヴッ!!」 強引に頭を掴まれて唇を奪われた。 している行動は乱暴にも思えるが力加減をしているのが分かるし何より蒼大のキスは優しくて心地が良かったのだ。 舌を絡めてくる蒼大に応えたくて僕も蒼大の舌に絡めると頭の中は蕩けてきて蒼大以外に何も考えれなくなっていた。

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