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後でな
僕の唇から蒼大の唇がゆっくりと離れていくと名残惜しそうに銀の糸が光を浴びてキラキラと光っている。
頭の中が蕩けてしまい僕は蒼大にもたれ掛かっていると蒼大は僕の耳を甘噛みしてきた。
「やあっ・・・ううん。」
「話は後でな・・・聖輝が欲しい。」
そう言うと蒼大は下から僕の服の中に手を滑り込ませてお腹の辺りからゆっくりと上へと撫でてくる。
感じる場所でも無いのに何故か敏感に反応してしまい声が我慢できなくなっていた。
「・・だっ・・・め・・・うっ・・・あぁ・・・。」
「可愛い聖輝。今日は敏感だなどうした?」
「わかっ・・・ううん・・・・ないっ・・・・・。」
本当に自分でも分からないくらいに感じすぎていて蒼大が触れると身体がビクッとなってしまう。
もう何も考えれないよ。
蒼大が僕の胸の辺を撫でているが触れて欲しい場所には触れてもらえず近くまで触れてくれるがまた遠のいていくのだ。
触って欲しい。
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