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海君はずっと友達だよ side大輝
「ごめんね。明日のクリスマス会が楽しみだね。」
「うん!大輝、俺ね。大輝と仲良くなれて友達になれて嬉しいよ。」
海君はお日様みたいに笑って僕に話す姿を見てお婆ちゃんが涙を流しながら謝ってくる。
さよならしなきゃダメなんだ。
それは悲しいけれどパパとママの時みたいなさよならじゃない。
お空に行かないさよならならきっとまた会えるよね海君!
「僕も海君と仲良くなれて幸せだよ。ずっと友達!離れたりしても僕は・・・海君と友達だからね。」
「うん!俺は大輝が一番大好きだよ。」
一番大好き・・・。
涙が目に溜まるけれど泣いたら海君が心配しちゃう。
だから僕は泣かない様に分かれ道まで海君と同じ様にお日様の笑顔を続けたんだ。
「大輝!またね。ばいばぁ〜い。」
「うん!またね海君。ずっと大好きだからね海君!」
「俺もぉ〜。大輝大好きだぁ〜。」
海君が行ってしまう。
お婆ちゃんが僕に頭を下げながら海君の後ろに付いて一緒に行ってしまった。
僕は海君の姿が見えなくなるまでその場にいて見えなくなるとしゃがみ込んで大声で泣いた。
バイバイ海君。
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