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1つに Side拓人

舌を絡ませるのに夢中になっていたが下の方で淳平は何かモゾモゾと手を動かしている気がする。 俺は気になり淳平に聞いてみる事にした。 「淳平、さっきから下で手を動かしてるけど何してるんだ。」 「じ・・・じゅ・・うぅっ・・・・・はあぁ・・。」 「えっ?」 「いれ・・る。」 もしかして俺自身を挿れる準備をしてるのか? 俺を迎え挿れる為に準備をする姿を見た俺は胸が熱くなり淳平が愛おしく思えた。 俺はどれだけ淳平を待たせて返事も曖昧な感じにして一応付き合うとか言ったけど本心からかと聞かれたら違うかもしれない。 でも今は言える。 「ありがとう淳平。俺を好きになってくれて俺は淳平を大切にしたい。心から愛してる。」 「拓人さん・・・嬉しいです。」 「淳平と1つになりたい。」 「はい。」 淳平は俺の背中に腕を回すとギュッと抱きついてきたから俺は応えるかのように抱きしめ返して額に唇を当てた。

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