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お祝い
コロッケも綺麗に揚げれたし料理完成!
さて、2人を呼んでご飯にしよう。
僕は2人を呼びにリビングへ行くといきなりパァーンッッと小さな爆発音がして目の前にはヒラヒラと紙テープが舞って来た。
何?
【おめでとう!】
蒼大と大輝がクラッカーを鳴らしお祝いの言葉をくれるけれど僕には何がおめでとうなのか理解できなかった。
「どうしたの?」
「修から聞いたからさ雑誌に取り上げられるんだろう?」
修が蒼大に言ってくれたんだ。
「ありがとう。ご飯食べてから話そうと思ってたんだけど嬉しいよ。」
「いぶちゃんのつくるのぼくもたべたい!」
「うん、今度のお休みに作るよ。」
「ほんとう!やくそくだよ。」
「うん、約束だよ。」
大輝が僕の腰に抱きついて嬉しそうに見上げてくる。
可愛い大輝が食べたいというなら好きなだけ作るよ。
「大輝にもっとと言われても程々にするんだぞ聖輝。」
「えっと・・・はい。」
僕が思ってる事を注意されてビックリしちゃったよ。
そうだよね。
あまり甘いものばかり食べさせても大輝が不健康になったら困るもんね。
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