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楽しい夕食
クラッカーの後片付けは夕食が済んでから皆んなでする事にした。
【いただきます】
大輝は真っ先にコロッケにかぶりついてニコニコとしている。
お手伝いして完成したコロッケだから特別に美味しいのかもしれない。
「聖輝、美味しいよ。」
「うんうん。いぶちゃん美味しいよ。」
「ありがとう。大輝もお手伝いしてくれたから美味しく作れたんだよ。」
そう言うと大輝は満足そうに笑った。
「大輝もいつもお手伝い偉いな。」
「お手伝い楽しいよ。」
「そっか、今度の休みは2人で聖輝のお手伝いしような。」
「うん!する。そうちゃんとする。」
3人で話をして楽しく夕食を食べれてるのが凄く凄く幸せだ。
この幸せがずっと続いてくれたら僕は他に何もいらない。
「そうだ。お祝いにケーキを買って来たんだ。聖輝の方が美味しいかもしれないけれど有名店のだから勉強になるかと思ったんだ。」
「嬉しいよ。蒼大ありがとう。」
「ケーキ!」
「残さず食べたら後で食べような大輝。」
「分かった。食べる。そうちゃん。」
大輝は蒼大に言われた通りに頑張って夕食を全て食べたのだ。
食べ終わってリビングの後片付けをすると蒼大が買ってきたケーキを箱から取り出した。
カットされてるケーキかと思ったらホールだったから少しビックリしてしまったが大輝は大喜びしていた。
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