暫く自然に笑ったり会話をしたりしていると遠くの話し声が近づいて来た。 「あれ？門田さん撮影してるんですか？」 「プライベートのです。あまりにも絵になるので撮りたくなりましてお願いしました。」 修が僕達に近づいて来て圭は高梨さんと門田さんと話をしている。 「今からテラスの撮影をするんで門田さんを呼びに来たんだが驚いたよ。」 「雑誌には使わない約束したんだよ。後で写真もくれるから良いかなって思ったんだ。」 「そっか、後で俺も貰うかな？大ちゃんの貰いたい。」 大輝の頭を撫でながら優しく微笑んだ修は凄くカッコよく見える。 蒼大とは違うカッコ良さでだからわかる気もするんだ。 修も圭と一緒に雑誌に載る事が当日に決まった。 ガシャッ！ またシャッター音が聞こえて来て門田さんを見ると凄く真剣にカメラを構えてシャッターを押し続けている。 その横で圭と高梨さんが話をしているが小さな声だから聞こえない。 何を話してるのかな？