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妬いてた
肩の重みや膝の重みを感じながら僕は1人で幸せと感じて顔が緩んでしまっていた。
3人でこうしているのが僕にとっては何よりも幸せなんだよ。
「聖輝。」
「蒼大?」
不意に呼ばれて僕は蒼大の方に顔を向けると艶っぽく僕を見ている蒼大の顔が近くにあった。
疲れているからそう見えてるのか眠そうだからなの?
どうしようドキッとしちゃうくらいに男の色気を漂わせているんだけど蒼大はどうしたの?
チュッ。
軽く触れるだけのキスをするとまた僕の肩に頭を置き直して大輝の頭を優しく撫でている。
ドキドキが止まらない。
カッコいいなぁ〜蒼大。
「大輝がお前にチュッてした時にすげぇ〜ムカついた。子供相手に妬いてる自分がいるんだ。聖輝を誰にも渡したくないとかどんだけ独占欲強いんだ俺。」
「蒼大・・・。僕もあったよ。大輝が赤ちゃんの時に蒼大を気に入ってて独り占めしてた時にね。赤ちゃんに妬いてた。」
「聖輝・・・。」
蒼大が僕の後頭部を掴み唇を重ねてくるがさっきと違い今度は感情のまま貪りつくようなキスをした。
身体なら力が抜けて行くのが分かる。
ここは自宅のソファじゃない事はお互いに理解しているし大輝も側にいるけれど感情が抑えられない。
蒼大、好きだよ。
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