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準備 2
淳平さんは女の子達に圧倒されていて商品を手にして見ることが出来ずにいると大輝が淳平さんの手も取りニッコリ笑う。
「じゅんちゃん、僕ね。あのチョコを見たいの一緒に行こう!」
「あっ、うん。」
大輝の助けで淳平さんは見たい商品の所まで行けた。
後は淳平さんが作れそうな材料を買うのとラッピングだけだった。
「可愛いね。あの男の子。」
「うん。一緒に居る少し背が高い人もカッコイイよね。」
「もう1人の人は可愛い感じだよ。」
淳平さんは僕より少し背が高くてカッコイイで僕は可愛いと言われて複雑です。
でもね淳平さんは拓人さんからは可愛いと言われて顔を真っ赤にするんだよ女の子達は知らないよね。
「僕ね。あのフワフワしたのが良いよ。」
「大輝はアレがいいの?」
「うん!可愛い。」
ピンクのラッピングを指差して目を輝かせる大輝の将来が少しだけ不安になった。
海君が好きだと言ってたけれどやっぱり複雑です。
この先大輝が海君以外の男の子を連れて来た日には僕は反対をしてしまいそうだ。
本当に不安になるよ。
反対なんてしたら大輝に嫌われちゃうかな?
なんだか先の事を考えていたら泣きそうになってしまった。
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