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寝れないよ Side大輝

『おいっ!チビ、起きろ!!』 さっきからタツ爺ちゃんが枕元で起きろと騒がしくしていて僕は、またつまんない話を聞かされると思ったから無視をして寝ていたがもう限界だった。 「うるさいよ!タツ爺ちゃん、まだお外暗いから僕はまだ寝るんだからね。おやすみなさい。」 布団を頭からガバッと被りタツ爺ちゃんが何を言っても聞かないからみたいな態度をとる。 『ワシでは無理なんだよ。チビのいぶちゃんだったか?そうちゃんだかに酷い事されて捕まってた時みたいになってるじゃよ。』 タツ爺ちゃん? 今、何を言ったの? そうちゃんがいぶちゃんに酷い事がするわけないよ。 「そうちゃんがいぶちゃんに酷いことなんかしないよ!」 『とにかく2人の部屋に行って確かめるんだ。ワシはそれしか言えん。』 タツ爺ちゃんが悲しそうな顔をしている。 本当にそうちゃんがいぶちゃんに何かしたの? 「分かった。タツ爺ちゃんも一緒にきてよ。」 『ついてくるなと言われてもついていくぞ!チビ!』 僕はベッドから起き上がり上に暖かい物を羽織るといぶちゃんとそうちゃんのお部屋に行った。

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