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ごめんな Side拓人

暫く沈黙が続いて俺は淳平と話がしたくて今を逃したらもう淳平は話を聞いてくれないんじゃないかと思い始めていた。 「拓人さん、ちゃんと寝てますか?睡眠は取れてるんですか?」 「えっ?あっ・・と・・・うん。」 下を向いていた淳平が顔を上げた。 泣いてる? 「嘘つかないで下さい!寝不足と栄養不足で倒れたんですよ。病院なんですよここは!」 「ごめん。」 「どうして、嘘つくんです。俺には俺だけには色んなことを話して欲しい。頼りないかもしれないが俺は拓人さんの力になりたい。」 「ごめん・・・ごめんな・・淳平。話すから聞いてくれるか?」 「はい。その前に体調は大丈夫ですか?」 「大丈夫だ。ありがとう淳平。」 そう言うと淳平は涙を手で拭きながら笑顔を見せてくれた。 もう笑顔も見れないと思っていたから俺は淳平を悲しませたり不安にさせたりしないとこの時に誓った。

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