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キラキラ

しばらく竹田さんとお話をしてお互いの連絡先を交換したんだ。 だってね竹田さんは有名店のパティシエでというか経営者なんだよ。 そして竹田さんは僕が将来的に店舗を構えたいのなら色々アドバイスをして下さると言ってくれたんだ。 修と圭に話したらビックリするだろうなぁ〜。 それとこの結婚指輪を見せたりなんかしたら2人からなんて言われるだろう? 想像したら顔がニヤけてつい笑ってしまった。 「フフッ。」 「どうした聖輝?」 「あっ、ごめんね。なんだか今日は幸せな気分で顔がニヤけちゃった。ありがとう蒼大。」 「聖輝が幸せなら俺も幸せだ。」 運転しながら前を見て微笑んでる蒼大の横顔を見てるとドキドキして来ちゃった。 本当に僕は蒼大に大切にされていて愛されてるんだ。 僕は左手を顔の近くまで持ち上げて指輪を見ていると太陽の光に照らされてキラキラと光り輝いた。 今までの色んな出来事がこのキラキラと光り輝く指輪によって消え去り幸せな未来を暗示している様に僕は思えて自然と指輪に唇を当てていた。

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