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僕のキラキラ Side大輝
僕はそうちゃんといぶちゃんがしている指輪が欲しかったんじゃないんだ。
大人の人は大切な人達と同じ指輪をしている。
僕もそうちゃんといぶちゃんが大切な人なのに僕はそうちゃんといぶちゃんにとっては大切じゃないのかな?
だからね。
僕もお揃いの指輪をしたらそうちゃんといぶちゃんの大切な人になれると思ったんだよ。
そうちゃんはいぶちゃんとのお揃いの指輪は僕にはあげれないと言った。
すごく悲しかった。
けれど違う指輪をくれたそれはパパとママの指輪。
パパとママの大切な大切な指輪。
そうちゃんにパパとママの指輪を見せてもらって分かったんだ。
パパとママみたいにならないとお揃いの指輪は貰えないんだ。
そうちゃんといぶちゃんはパパとママと同じだからお揃いの指輪をしてるんだ。
僕は僕のたった1人の大切な人を見つけないとダメなんだよね。
たった1人の大切な人がいない僕はパパとママ指輪を貰えないと思って見るだけにしようと決めた。
大切な人が出来るまでそうちゃんに僕の宝物を持っててもらう事にした。
僕にもいつか大切な人が出来ると良いなぁ〜。
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