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リオ「リオでいいよ、マイク!ほらっ!外で遊ぼーぜ!」 マイケル「…う、うん!分かったよ、リオっ!」  リオに腕を引っ張られ飛び出した外の世界。家の中から見ていた世界は、人の命を奪い取る死の世界だった。マイケルはきっと自分は雪を、冬を、外の世界を一生恐れるのだと思っていた。  だが、初めて出会った黒髪の少年と踏みしめた世界は、光り輝く世界だった。  二人は雪まみれになりながら、お互いに笑いあいながら遊ぶ。

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