神田Ｎ「同窓会で連絡先を(無理矢理)交換され、週に一度は近況報告という名のメールがやって送られてきた。そこには学生と楽しそうにピースする上村の姿があり、モデルを辞めた俺のスタート場所に教師を選んだ」 //回想終わり 〇保健室 神田Ｍ「英語の教育免許を取っていた自分にも感謝だな」 ほうじ茶を飲み、ほっと一息つく神田。 それを横目で見ながら微笑む上村。 上村「まぁ、何かあったらこのかっちゃんに任せなさいな」 胸を張る上村。 //回想 〇三年A組教室 那和「夢なんてわからん。けど、普通の方が絶対にええやろ？」 //回想終わり 神田Ｍ「学生がそんな風に自分の限界を決めなくていいのにな…」 神田「上村先生、実は…」 マグカップから顔をあげ、質問する神田。