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那和「恥ずかしいな…。見られとったんや」 頭をかく那和。 神田「恥ずかしいことないぞ?遠くから見ていたが、絵は綺麗で可愛かったし、話も面白かったし、そして何より…絵本を読むお前はとっても楽しそうだった」 神田の言葉に耳を赤く染める那和(神田は気付いていない) 神田「それで、もしかしたら…と思ってな。進路相談室の資料を持ってきたんだ」 那和は広げられた資料をざっと目を通し、両手で二校掴み、見比べしていた。 那和はふっと笑った。 那和「敵わんなぁ…こんなの見せられちゃあ…。うん、そや。俺な、絵本作家いいなーっと思ったんよ」

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