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//回想 ○那和・自宅 五歳の那和はパジャマに着替えベッドに寝ていた。両隣に両親が座り絵本を広げる。 那和M「昔から絵本を読むことが好きやった。目を閉じて読んでもらっても安心するし、目を開ければ美しく、優しい世界を見ることが出来た」 母親に撫でられる小さい那和は笑顔を見せ、眠った。 //回想終わり ○教室 那和「絵本は人の人生…いや、温度が伝わる本やと思うんや…」

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