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※第30話→sideH【注】
喉の奥までぐぽぐぽとペニスをさしこまれ、餌付きながら身体を痙攣させる。
アナルの浅い所にうめられた、バイブの動きに腰をもじつかせ、熱がつらくて背中を弓なりにして揺さぶる。
「なかなか、しゃぶるのは上手なワンコですね。水上さん。今日は人間相手だけですか」
男は俺の頭を押さえて、ドクッドクッと生ぬるい粘液を吐き出す。
「壊したくないのでね。まだ、借り物なんで」
「残念ですな。この間のワンコとゴリラとの交尾は興奮しましたよ」
「あのあと精神が壊れてしまってね。つまらなくなったので客に売りました」
喉を鳴らして精液を飲み込みながら、不穏な会話に身が震える。
たぶん、それは俺の末路だろう。
飽きれば捨てられる。
わかっていることだし、そんなのはもう俺には関係ない。
ずるりと唇からペニスを引き抜かれて、尻のバイブも一緒にぬかれる。
「……ッあ、いや……あ、ぬかな……で」
尻が熱くてじんじんと疼いて仕方なくて、腰をゆらゆらと揺らす。
「かわいそうに。ちゃんとしゃぶってくれたから、これをあげよう」
男は少し哀れむ様な嘘くさい顔をして、俺のアナルに手元のグラスから氷を取り出して入れる。
「ッく、ああっ、つめ…………っああ……」
アルコールに濡れた氷が中で溶けて、余計に熱くてたまらなくなる。
腰を突き上げても、許可なくイクこともできずに、何度も腰をくねらせる。
「へえ、おもしろいね」
「ッあ、あああ、いきた……ッ、いかせて……くらはいっ、ごひゅじんはま……っ」
必死で水上の足元にすがると、ふわっと微笑まれる。
「まだ、お客様のご相手が残っているでしょう?ハルカ」
優しい口調で諭されて、他の男の腰へと顔を押し付けられ、俺は必死になって股間をまさぐりペニスを咥えて頭を上下させる。
「氷がすきなのかな」
他の男たちが、背後に回って氷が溶けて水を漏らす穴を指で拡げて、くぷくぷと更に氷を埋め込んでいく。
熱い胎内が冷やされ、アルコールがぐるぐるとまわってくる。
よだれが溢れてたまらず、唾液まみれにしたペニスをしゃぶる。
下腹部が冷たくなっていきぐるぐるきゅーぐるーと音がなる。
ズルッとペニスが引き抜かれ、顔にビシャビシャと精子を掛けられる。
「や、あああ、ああ、はら……あ、いたひ……っ、もれちゃ……っ、もれちゃ……やだ、もれちゃ……っ」
「しょうがないこ。まだ躾が足りなくてね。ハルカはワンコなのだからおもらししても恥ずかしくないんだよ」
くすりと笑いながら、水上は俺の尻の下にバケツを置いて軽く尻たぶを叩く。
ッ……もうだめだ。
「……ッあ、や……やだっ……あああ、ああああああ」
ぐるぐるとする視界と、腹の痛みは限界で俺は観衆に見られながら、肛門を決壊させてバケツの中へとビシャビシャと腹の中身をぶちまけた。
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