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※第41話→sideRT

渋りまくり帰るのを嫌がるハルカを、なんとかマンションに連れ帰った。 とりあえず風呂に入れると、俺は将兵と五十嵐さん、そして士龍に無事に連れ帰ったことを報告した。 たぶん、これからが大変だ。 店にいた串崎という店主が、ハルカは、2ヶ月半で男がないとダメな体に調教してあるからと、取り扱い説明書と書いてある冊子を渡して俺に言った。 ……トリセツか。 あまりにも長い風呂に不安になって、俺は風呂場に向かいガチャリと扉をあけて中を覗きこむ。 「をい、洗えた?腹減ってんだろ、風呂あがったら…………メシに…………」 俺は言葉を失って、思わず洗い場のハルカを凝視した。 頑張れよ、俺の理性。 たがが外れないように、ゴクッと喉を鳴らして天井をみあげる。 ハルカは、アナルに指を突っ込んでちんこを擦っていたのだ。 要するに自慰真っ最中だったわけで。 「…………しょうがねーだろ、もう限界なんだ。一週間以上出してねェ」 俯いて真っ赤になって、ふるふると震えながら言い訳をするハルカが予想を超えて可愛くて、俺のもろい理性はすでに崩壊気味だ。 「なあ…………でそう?」 聞いてから、唇がかさついて風呂場に響く声が上ずっていることに気がつく。 「オマエが開けるから、引っ込んじまった…………」 「そう」 けど、ハルカの股間はまだ萎えてはいない。 さよなら、理性くん。また会う日まで。 俺は腕まくりをして、浴室に入る。 「…………キャハ、じゃあお詫びに手伝ってあげねーとな」 目を見開いたハルカの肩を腕で押さえ込み、身体を抱き込む。 昔より筋肉が落ちたのか、ハルカの身体は簡単に俺でも押さえ込めた。 トリセツに書いてあったが、ハルカは性欲も排泄もすべて管理されていたらしい。 自分でヤッても許可がないとイクことも出すことも、仕置きのトラウマでできなくなっているとのことだ。 「自分の指じゃ、限界あんだろ?」 腕をとってちゅぽっとハルカの指を抜くと、変わりに俺の中指を挿し込む。 「ッ、ヤメ、ヤメろって、ライ。ぶっ殺すぞ」 バタバタと体を揺すって抵抗するが、力で封じ込める。 指を押し込んだ内部はは柔らかくて、酷く熱をもっている。 「でも自分じゃ、もう出せないんだろ?」 耳元で囁くと、ビクッと身体を震わせてギリッと睨まれる。 「わら、えよ。…………内臓とられて、身体滅茶苦茶にされた。……オマエの忠告聞かないで、そうなって、いい気味だろ?」 俺は、ハルカの言葉を聞きながらゆっくり中に入れた指を動かす。 くちゃくちゃと動かし、前立腺を探してくにくにと襞のある肉を押し上げる。 「…………笑えねーわ。そんなの」 指を2本に増やすと、ハルカの内股は痙攣しだしペニスからはカウパーが滴りはじめる。 もう抵抗をやめたのか、できないのか眉をキュッとハルカは寄せて、意思を裏切って体な指を求めるように脚が開く。 「ライ、わら、えよ、ッく、…………ハッ」 切なそうに震える濡れた亀頭を摘むと、俺は尿道口に指を宛てて擦りあげる。 「笑わない。オマエを1人にしたら、自滅するのは昔から分かってた。だからずっと着いてきたんだ。高校だって、俺の成績なら北高くらいには行けたけどな」 3本目を押し込んで、余った指で玉袋を揉みながら、喘ぎを漏らし始めたハルカの開いた唇に、俺は唇を重ねてチュッチュと吸い上げる。 快感に潤んで俺を見上げる目がたまらない。 全部俺のものに出来たらいいのに。 唇を離して首筋に噛み付く。 「ッ、ハァ、く、…………イッ、ク」 「いいよ、出せよ」 許可を出すと、背筋を撓ませてビクッビクッと震えながら白い液を吐き出すハルカに、俺は囁く。 「ずっと、好きだった」 陳腐なありふれた言葉を、だけどずっと言えずにいた言葉を、俺は呪いのようにハルカの耳に吹き込んだ。

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