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〇スタジオ
カメラマン「じゃあ二人とも、適当に会話してリラックスした感じでー」
初めての夜からしばらく後、アイドル雑誌の取材。ライトの当たる真ん中にはソファーでくつろぐポーズの二人。ソファーの上には朝霧、床に座ってもたれかかる夜咲。
顔は普通に整えたまま、周りには聞こえない音量で会話。響くシャッター音。
朝霧「白、今日も家来て」
夜咲「……あのドラマ、まだベッドシーンある?」
朝霧「たぶんあるけど、なんで?」
夜咲「じゃあ行かない」
カメラマン「白くん目線ちょうだーい」
カメラマンの声に応え、カメラの方を向いて笑顔を作る夜咲。それを後ろから包み込むようにハグ。カメラマン「それもらった!」とシャッターの音。
朝霧「もしかしてそれ嫉妬?」
朝霧「心配しなくても、俺の相手は白だけだよ」
夜咲「……余裕かましてる紅くんがかっこよくて悔しい」
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