少し緩んだ所を強引に全て押し込めば、ナカの恥肉が僅かに蠢く。 女のとは明らかに違う構造。 侵入された異物を吐き出そうと、熱く柔らかな内臓が、別の生き物の様に伸縮を繰り返す。 ……マジ、かよ…… 想像していたよりも、気持ちいい。 ぬるりと適度に濡れて、滑りも良くて。 そして、何より…… 支配欲と加虐心を満たすこのシチュエーションがヤバイくらいに興奮させ、俺を必要以上に掻き立てる。 「……んぅ、あ……ぁ″あ、っ…」 何度か扱いてやれば、地面に顔を埋めたままの藤井が女みたいな嬌声を上げる。 その喘ぎは甘ったるく、官能的で……簡単に支配欲を駆り立て── たまらず片手で細い腰を掴み、グッと引き寄せ、欲望のままに腰を何度も打ち付ける。 パンッ、パンッ、パンッ 少し漏れ出たカウパーのせいだろうか。女の愛液のようなグチュッ、グチュッという卑猥な水音と、肉を打ちつける音とが混ざり合い、俺の鼓膜まで刺激する。 こいつ、女………な訳ねぇか。 ケツ穴に入れてんだし……何よりチンコついてるしな。 ……ああ、そうか。 滑りが良いのは、ローションのせいか。 さっきの野郎と青姦(ヤ)る為に、予めケツ穴に塗り込んで準備してたって訳か。 そんなにチンコ突っ込まれてぇのかよ。 ……ド変態だな…… 腰をグッと押し付け、ナカをグリグリと掻き回す。 「……ぁ、……あ″ぁ、ぅ……んぅ″……っ、！」 苦しげで、蕩けるような声が溢れ出ると………藤井の体がぶるぶるっ、と小刻みに震えた。 その度に、服の裾が滑り上がり、藤井の脇腹から細い腰にかけて、扇情的なラインが露わになる。 たまらず服を摑んで更に捲り上げれば、そこに現れたのは………綺麗に浮き出た二つの肩甲骨。 「………！」 それはまるで、白くて美しい ……天使の、翼……