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第10話 乳が感じるけど、タチだかんなっ!※

「いっあ…」 龍ヶ崎にオシリの穴をひろげられた。 胸の方に気をとられて、体内の指の存在を忘れかけていた。 わけじゃないけど。 オレって、胸がけっこう感じるみたいで。 少し、気がそがれていたわけだ。 「ねぇ、オッパイとケツマンコ、どっちでイかして欲しい?」 何、それ。 その二者択一。 どっちも、片方だけでは、イけるわけがないのに。 だって、オレ、タチだから。 ゲイじゃなくてバイ。 男も女もOKな人なのだ。 節操なしになったのは、この男ばっかりの学園にいるから。 純真無垢(?)な少年だって、思春期真っ只中に山奥の全寮制の男子校なんかにいると、すぐに、その環境に染まっちゃうんだってば。 お寺の修行に来ているわけじゃないから、男同士で恋愛し放題。 オレの場合は、中1の夏に5コ上のキレイな男の先輩に喰われる形で、童貞を捨てました。 ちなみに、女の子とは中2の春に体験した。 ここにいなかったら、女の子の相手だけで、男の相手なんかしなかったかもしれないけど。 だ、か、ら、 オレは、ケツ掘られて、アンアン言ってるかわいい子猫ちゃんとは、違うからっ! 龍ヶ崎に主導権を握られているけど、オレってば、タチだからっ!!

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