11 / 59
第10話 乳が感じるけど、タチだかんなっ!※
「いっあ…」
龍ヶ崎にオシリの穴をひろげられた。
胸の方に気をとられて、体内の指の存在を忘れかけていた。
わけじゃないけど。
オレって、胸がけっこう感じるみたいで。
少し、気がそがれていたわけだ。
「ねぇ、オッパイとケツマンコ、どっちでイかして欲しい?」
何、それ。
その二者択一。
どっちも、片方だけでは、イけるわけがないのに。
だって、オレ、タチだから。
ゲイじゃなくてバイ。
男も女もOKな人なのだ。
節操なしになったのは、この男ばっかりの学園にいるから。
純真無垢(?)な少年だって、思春期真っ只中に山奥の全寮制の男子校なんかにいると、すぐに、その環境に染まっちゃうんだってば。
お寺の修行に来ているわけじゃないから、男同士で恋愛し放題。
オレの場合は、中1の夏に5コ上のキレイな男の先輩に喰われる形で、童貞を捨てました。
ちなみに、女の子とは中2の春に体験した。
ここにいなかったら、女の子の相手だけで、男の相手なんかしなかったかもしれないけど。
だ、か、ら、
オレは、ケツ掘られて、アンアン言ってるかわいい子猫ちゃんとは、違うからっ!
龍ヶ崎に主導権を握られているけど、オレってば、タチだからっ!!
ともだちにシェアしよう!