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第38話 あっけなく2度目の射精(2ヶ月前、18)

龍ヶ崎にディープなキスをされた。 キスに驚いて、 目を見開いていると、 龍ヶ崎は顔にかかった白いのを、 指先でぬぐって、 オレの口に入れてきた。 青臭い匂いが鼻をかすめ、 独特の苦みが口の中にひろがった。 頭を掌で固定され、執拗な仕打ちからのがれることができなかった。 つかまれたままの腕をふりはずそうと動かすけど、はずれなかった。 舌をからめられて、ねちょねちょとわざと音をだすように口付けられた。 唾液を多量にふくまされ、息苦しさに首をふった。 キスをされたまま、 龍ヶ崎に膝で、ぐにゅぐにゅとちんこをつぶされた。 痛さと気持ち良さが相まって、頭がくらくらする。 ピンと勃った乳首をはじかれ、 「う″う″っ」 くぐもった声がふさがれた口からもれた。 乳首をぐりぐりとつままれ、 「あ″ぁっ!」 体が跳ね、口にたまったものを飲み込んでしまい、果てばかりなのに、 びゅくびゅく、 と、2度目の精を放っていた。 龍ヶ崎の唇からも、やっと解放された。 「変態」 オレは、呼吸がままならなくてはぁはぁ言いながら、初めて味わう自分の味にショックをうけているのに、 「自分の精液飲んでイくんだ?」 龍ヶ崎が心底、バカにしたように言った。 オレは、そんな高等な技術を持ち合わせていませんよ? 龍ヶ崎がオレのデリケートな分身を、遠慮なしに、ふみふみしたからだろうがっ! ……胸はオマケだ。 オプションにすぎない。 オレのだした精液で、 オレの腹とパンツ、 龍ヶ崎の灰色のズボンを汚していた。 「……ごめん、また汚しちゃった」 呂律が普通になっていた。 2度も出して、少し落ち着いたからか? 腕をつかんだまま、龍ヶ崎が立ちあがり、オレをベッドへ引きあげた。 そのまま、ベッドの真ん中まで引きづられた。 オレの膝でからまっているズボンと、前だけずらされたパンツを脱がされた。 龍ヶ崎が離れたので、オレはのっそりと起きあがった。 キョロキョロと見回していると、 「なに探してんの?」 と、コンドームの箱を手にした龍ヶ崎。 「……ティッシュ」 「いらないでしょ?」 「拭きたいし」 と、腹のものを指差したら、 「必要ない」 と、龍ヶ崎に一蹴された。

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