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日置くんはコスってほしい10
「サツマ、舌もつかって」
「ふぁ……わかんな……」
「何となくでいいよ。絡み付かせるみたいに……うん、上手。サツマの舌すごくキモチイイ。も……オレ、トロけちゃいそうだよ」
「はふっ。イブちゃん……ホント……すごい固くなってる。コレ、俺でこんな風になってくれてるんだよね」
「もちろん。サツマがイブをこんなにしたんだよ?」
そっと髪を梳くと日置からバッと喜びが溢れた。
「はぁっ……はぁっ。イブちゃん……可愛い。俺、スゲェうれしい。俺の口で、イブちゃんが…‥ちゅば……こんなに。う……うれしい……です」
「んっぁ……それ……先っぽを舌でクニュクニュするのっっ……イイ」
「コレ好きなの?……あ、ホントだ先っぽから……汁がプクって……はふっ。ああ、もう俺スゲェ幸せ。イブちゃんもっと、もっと俺で気持ちよくなって」
日置がチンコの先をくわえて、我を忘れたようにジュプジュプとしゃぶりまくってる。
こんな必死で……ああもう、ホント、可愛い………。
「イブちゃん、はふ……ビクビクしてる。コレも好き?」
「ん……好き。サツマの口、大好き」
「俺も……俺も大好きだよイブちゃん」
「サツマは、イブじゃなくっておチンチンが好きなんだろ?」
「……ええっっ?ち、ちが、コレは……」
「口、離さないで」
「あ、うん。んぐ……らから……イブヒャンのらから……。嫌いじゃないけろ……好きってワケじゃ……」
バカ正直に口にくわえたまましゃべってる。
「サツマ、イブじゃなくて『ラブ』って呼んで」
「フへっ?」
キョトンとしている日置の口から自分のモノをずるっと引き抜く。
そして、軽く足を開いてぺたりと畳に座った。
膝まづいたままの日置の首に、すっと両手をかけ、ぶら下がるように抱きつく。
「え?イブちゃんが……ラブ……あ、『ラブ』ってイブちゃんの本当のあだ名とか、そういうの?」
「あたり。オレは『ラブ』だよ」
そう言いながら、ちょっとバレるんじゃないかってヒヤヒヤした。
でも、ラブっていうのは小中学校でのあだ名だし、コイツが知ってるわけはない。
……とはいえ、オレの『伊良部 』という名字を連想させはする。
「ラブ……ラブちゃん……」
繰り返し言いながら、幸せそうな顔でオレを抱きしめる。
そして、オレにキスをしようとして、ちょっと躊躇した。
今までオレのモノをくわえてたからな。
でも、そんな気遣いが嬉しくて、オレの方から日置にキスをした。
「はふ……ラブちゃん……ラブちゃん……」
日置が『ラブ』という名前をしみ込ませるように何度もつぶやく。
「『イブ』じゃないと、イヤ?」
「まさか!ラブちゃん……大好きだ」
何の躊躇もなく日置が言う。
なんだかくすぐったい気分だ。
座った下半身を覆い隠していたスカートの端を持つ。
そして、日置の目を見つめ、ゆっくりとまくり上げた。
日置はやっぱりこのシュチュエーションが大好きらしい。
さっき、このスカートの中のモノを口にくわえていたにも拘わらず、まるで初めて見るかのように、ごくりと生唾を呑み込んでいる。
中のモノが見えそうで見えない、ぎりぎりまでスカートを上げて止めた。
「また、舐めたい?」
「もちろん!」
素早い返事。
いい子だ。
スカートの中が見えないように気をつけながら、膝を揃えながら立てる。
オレの動き一つ一つを日置が食い入るように見ていた。
ちょっと気持ちがいい。
ソコはまだスカートで隠したまま、ゆっくり足先を左右に開くと、日置が両手の指をワキワキとさせ始めた。
……動きが変態臭いよ。
足にさわりたいけど、手を出せないらしい。
「さわっても、いいよ?」
片足を日置に差し出すと、手で膝下を支えてフトモモの内側の柔らかいところをなで始めた。
おおう……さわりたいのはそこなのか。
また日置が自分の唇を軽く噛んで、舐めて……。
ん〜、これはフトモモを舐めたいってことか?
けど、舐めるなら、フトモモよりも、コッチにしてもらわないと。
「サツマ……」
ソコを隠していたスカートをそっとまくる。
下半身丸出しで座る、間抜けな姿だけど、日置には最高にエロい姿に見えてるんだろう。
またハァハァと息を乱しながら、頬を染めている。
「あ……もう、ラブちゃん…かわいい……最高に可愛い。いい?舐めて」
チンコギリギリにまで顔を近づけときながら、わざわざオレの許可を待つ。
なんで今更確認するんだよ。
とっとと舐めろって。
まあ、そんなところもコイツらしい……のか?
「ウン。オレのココもサツマの口に入りたがってるよ」
デレッとだらしない顔をした日置が、畳に四つん這いになって再びオレのモノをくわえた。
手で根元をしっかり掴んで、じゅぶじゅぶとしゃぶられる。
んぁ……さっきよりさらに気持ちいい。
「ふ……はふ……ラブちゃん……スキ……も……大好き」
う……好き好き言いながら、しゃぶられるとか……ちょっと……いや、かなりくる。
ジュボジュボっと音をたてて顔を動かしては、ぴちゃぴちゃと先端を舐める。
……キモチイイ。
あ……も、マジすげぇいい……。
でもこれだと日置の顔が見えないな。
オレのをしゃぶりながら、日置が腰を揺らしてる。
しゃぶってるだけなのに、自分まで気持ち良くなっちゃってるってことか?
てか、そもそもコイツの方が事あるごとに勃っちゃってたんだよな。
「ひ……じゃない、サツマ、身体、こっちに近づけて」
言われるままにオレの横に身体を持ってくる。
あ、すげ。全然さわってなくてコレって、かなりだな……。
激しく昂ぶった日置の下半身にスッと手を伸ばす。
なのに、ソコにふれる間もなくバッと逃げられてしまった。
「俺は……いいから!」
「どうして?こんななってるのに。サツマも気持ちよくなりたくない?」
「俺はラブちゃんの舐めてるだけで、充分気持ちいいから」
けど、ソレとコレは別だろう。
遠慮してるんだと思ってまた手を伸ばすけど、やっぱり逃げられた。
「なんで?オレにさわられるのイヤ?」
「……」
あれ、すぐに否定するかと思ったのに……。マジで、ふれられるのがイヤなのか。
……微妙にへこむ。
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